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司書室日記2015
2016年3月11日(金)
あの日を区切らない。
     

 2011年3月11日(金)。この日、聖学院中学校高等学校は「答案返却日」で、期末考査の答案や提出課題、ノートなどを受け取るため、全生徒が登校していました。

 異変が起こったのは、解散して30分ほど経った時でした、既に下校の途についた者、補習やクラブ活動で校内に残っていた者と、生徒はそれぞれの場所で、あの揺れに遭遇しました。

 電車が止まり、帰宅できずに学校に戻ってきた者を含め、500名を越える生徒が、教職員とともに学校で一夜を明かしました。近所のお弁当屋さんが、炊き出しのおにぎりを作ってくれました。卒業生が、持てる限りの食料を買って徒歩で支援に駆けつけてくれました。教員が一晩中校門に立ち、車で迎えに来る保護者を案内しました。

 礼拝と全校集会を何度か持ち、「災害が起こった時、どのように受け止めればよいのか」について確認しました。自分の親族や知り合いの安否確認ができない生徒・教職員もいました。

 あの日、学校に泊まった中学1年生が、今春、高校を卒業します。
 同時に、いまも、あの日のことについて、口にできない思いを抱いている生徒や教職員がいます。

 聖学院中学校高等学校図書館では、これまで、被災した図書館の方や一般の方からいろいろな話を伺いました。同時に「東日本大震災関連図書コーナー」を常設展示し、被災の教訓から生まれた「図書館体操第一」に取り組み、「走れ 東北! 移動図書館プロジェクト」への継続的な支援を続けています。

 いま、「震災から5年」という報道が溢れています。
 しかし、被災した人の中には、
  「まだ、なにも解決していません」
  「時間を区切らないでください」
  「風化したのではなく、もう風化も終わってしまったように感じます」
と語る人もいます。
  「毎年3月11日には多くのテレビ中継車が集まりますが、翌日は何事もなかったかのように閑散としています。」
という声も聞こえます。

 聖学院中学校高等学校図書館では、この震災について、「あれから5年」と区切ることなく、当事者として、「いまできること」「やらなければならないこと」を考え続け、活動していきます。

関連 「東日本大震災」発生時の聖学院

2016年3月5日(土)
高校卒業式
     

 今日は、第109回卒業式が挙行されました。

 讃美歌を歌い、聖書朗読と祈祷の後、卒業生の一人一人が校長先生から卒業証書を受け取るスタイルは、昔から変わりません。

 今年の高校Ⅲ年生は、これまでになく図書館を有効に活用してくれました。
 大学入試当日の朝、7時30分に図書館に入り、いつも通りに自習をしてから、「じゃあ、これから行って来ます!」と受験会場に向かって行った生徒。入試を終えた足でそのまま図書館を訪れ、「いま、終わりました!」と報告してくれた生徒。「図書館のお陰で合格できました!」と挨拶に来てくれた生徒が多くいました。
 聖学院での6年間の生活の中で、図書館を「心のガソリンスタンド」のような活力供給基地として利用してくれたことをうれしく思います。

 聖学院での生活は今日で終わりますが、これからも、それぞれに与えられた新たな舞台で、聖学院の卒業生として胸を張って活躍されるよう、祈っています。
 卒業、おめでとう。
                      図書館スタッフ一同

2016年3月3日(木)
3月の開館時間

 3月は、年度末整理と新年度準備のため、開館時間が通常と異なる日があります。
 下記のカレンダーで確認の上、ご来館下さい。

【3月開館予定】

曜日 予定
3月3日 7:30-14:30(期末考査のため)
3月4日 7:30-14:30(期末考査のため)
3月5日 7:30-17:30(高校卒業式)
3月6日 休館日
3月7日 7:30-14:30(期末考査のため)
3月8日 7:30-14:30(期末考査のため)
3月9日 8:00-17:00
3月10日 8:00-17:00
3月11日 13:00-17:00(答案返却日)
3月12日 休館日
3月13日 休館日
3月14日 休館日(蔵書点検のため)
3月15日 休館日(蔵書点検のため)
3月16日 休館日(蔵書点検のため)
3月17日 13:00-17:00
3月18日 8:00-17:00(終業式・中学卒業式)
3月19日 休館日
3月20日 休館日
3月21日 休館日(祝日のため)
3月22日 8:00-17:00
3月23日 8:00-17:00
3月24日 8:00-17:00
3月25日 8:00-17:00
3月26日 休館日
3月27日 休館日
3月28日 休館日(新年度準備)
3月29日 休館日(新年度準備)
3月30日 休館日(新年度準備)
3月31日 休館日(新年度準備)


2016年3月2日(水)
高校III年「図書館アンケート」

 図書館をより使いやすい環境にしていくため、高校III年生を対象として、2年ぶりに「図書館アンケート」を実施しました。

 「赤本についての質問をわかりやすく教えて頂き、大変助かりました」「学校に関する展示が非常に興味深く面白かったです」「設備は十分にあると思います。非常に快適に使わせて頂きました」という声がある一方、「照明が少し暗いと思います」「うるさい生徒に対してしっかり注意して下さい」という意見も寄せられました。

 また、「図書館スタッフにひとこと」の欄には、「勉強がしやすくなる環境を作ってくれてありがとうございました」「今まで、本当にお世話になりました」「これからもがんばって下さい」というコメントが、多く寄せられました。

 図書館では、今回頂いた回答をもとに、春休みを利用してスタッフ全員で話し合いを行い、次年度にむけて、より一層居心地のいい読書環境、学習環境を提供していきます。

 尚、アンケート結果は、現在、館内に掲示しています。

2016年2月29日(月)
「追悼 西田善夫コーナー」を設置しました

 本校の第47回卒業生で、NHKでオリンピック・アナウンサー、スポーツ担当アナウンサーとして活躍された西田善夫さんが、2月27日(土)、亡くなられました。

 現在、図書館では、西田さんの本を特集しています。

 先輩の仕事ぶりが分かる本を、ぜひ手にとってみて下さい。

2016年2月27日(土)
高校I年現代文 ビブリオバトル「今度のチャンプ本はこれだ!」

 高校I年C組「現代文」の授業において、「知的書評合戦・ビブリオバトル」を実施しました。

 生徒は、お気に入りの一冊を用意して、その本の魅力を5分間で紹介し、その後、発表に対する質問に答えます。これを、5人1グループの中で順番に行うことで、予選チャンプ本を決定します。更に、各グループ代表者による決勝戦を行い、クラスでのチャンプ本を決定しました。
 決勝戦では、日本の歴史観から理想の恋愛、勉強や体力増強の話、蚊の生存競争の話まで、男子校ならではの気楽な雰囲気の中、いつもの授業とは少し違った盛り上がりを見せました。
 この企画は「本を身近に捉える」、「表現する楽しさを知る」の2点をねらいとして行いました。

【ビブリオバトルのルール】

  1. 発表者が「読んで面白い」と思った本を持って集まる。
  2. 順番に、一人5分間で本を紹介する。
  3. それぞれの発表の後に、参加者全員で2、3分、その発表に関する質疑応答をする。
  4. すべての発表が終了した後に、「どの本が一番読みたくなったか?」を基準にした投票を参加者全員で行ない、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。



【決勝チャンプ本】
火星の人     アンディ・ウィアー / ハヤカワ文庫

【予選チャンプ本】

  1. もう誘拐なんてしない 東川篤哉 / 文春文庫
  2. 火星の人 アンディ・ウィアー / ハヤカワ文庫
  3. レインツリーの国  有川 浩 / 角川文庫 
  4. ボックス! 百田尚樹 / 講談社文庫
  5. 蚊はなぜ人の血が好きなのか アンドリュー・スピールマン マイケル・ド・アントニオ / ソニー・マガジンズ 



【生徒の感想(抜粋)】

  1. 台本を作らないライブ感を楽しむなど、パワポのプレゼンなどでは味わえない新しい感覚を体験できてよかった。
  2. これは、社会進出のための自分磨きができる企画だと思う。
  3. 人数が少数の中で行ったため、緊張することなく、とても楽しめた。
  4. 自分の伝えたいことを語ることができて、幸せだった。
  5. 少しの言葉で作品の内容を説明できるか、どうすれば「読んでみたい!」と思ってもらえるかなど、ふだんの授業では考えないことを考えるという、なかなか体験できないことをさせてもらった。
  6. 5分とはこんなに長いものかと感じた。
  7. 緊張してしまい、やる前に「これは話そう」と思っていたことを忘れてしまい、話すスピードが知らぬ間に早くなってしまった。
  8. 結論を話さずに、如何に聴衆を引きつけるか。これが問われるビブリオバトルは、非常に難しい。
  9. 聞いている人たちに問いかけをするなど、もう少し工夫して話したかった。
  10. 本の紹介とは関係のない導入を話したにも関わらず、時間があまってしまった。
  11. 5分間を目標にして準備するのではなく、6、7分くらい話せるように準備して、その状況に応じて省略したり、話題を変えたりするのが大切だ。
  12. ネタが尽きてしまいちょっと慌てた。その場で考えて言ったので、ドキドキした。
  13. 自分がまったく興味がなかったカテゴリーの本が紹介されて、その本が読みたくなった。
  14. その場のライブ感は出せたので、楽しんでいただけたかと思う。
  15. 終わった後で他に紹介できる本があったと思い、もっと本を選んでおけばよかったと感じた。
  16. 発表の時間配分はうまく行ったが、話す内容をもう少しまとめていれば、と思うところもあった。
  17. 何を話したらいいのか、始まる前まではまったくと言っていいほどわからなかったが、いざ、始まると、話したいことが次々と浮かび、5分では入りきらなかった。
  18. 自分が聞く側となって考え、自分が思った疑問について答えを出してみると、うまく説明することができると思った。
  19. ライブ形式のアドリブで行うので、緊張して時間が足りないなどのハプニングがあったが、それも含めて楽しめたので良かった。
  20. このバトルは、事前に準備するというよりも、ライブ(生)で発表するという力(アドリブ力)が必要だ。
  21. 自分の本は、ミステリーであるので、犯人につながらないよう、うまく喋るのが難しいと感じた。
  22. 今回は、自分の愛読している一冊を選んだ。今後は、面白いところを凝縮して伝えられればいい、と思った。
  23. どこまでの内容なら言って良いのか、どのようにして、まだこの本を読んでいない人に「読みたい!」と思わせられるのかで苦労した。自分以外の人のことを考える配慮が必要だ。
  24. この本の言いたいことが、みんなに伝えられてよかった。
  25. あらすじがない本なので、具体例を出すしかなく、紹介が難しかった。
  26. パワーポイントを使っての発表と違い原稿が無いため同じ発表ができず、アドリブが試された。
  27. フィクションからノンフィクションまで普段読まないような本がたくさんあり興味をそそられた。いくつか読んでみたい。































































2016年2月15日(月)
外国人を観光地に誘致せよ! (中学1年地理の授業)

 2学期に引き続き、3学期も図書館で中学1年生の地理の授業が実施されました。

 生徒は、「地域創生」を目指し、日本の「どの県」に「どの国」の外国人を「どうすれば」来てもらえるのかを、さまざまな資料を基に考察しました。
 その過程はプロジェクトシートにまとめ、今後発表の予定です。

2016年2月9日(火)
「もらえなければ作ればいい!」 冬のスイーツ男子特集

 2月半ばの商業的且つ儀礼的慣習から解放されている聖学院の生徒たち。
これを機会に「スイーツ男子」を目指してはいかがでしょうか?

 現在、図書館では「もらえなければ作ればいい!」 冬のスイーツ男子特集と銘打って、スイーツ作りのコーナーを設置しています。
 将来、思わぬところで成果を発揮するかも知れませんよ。
 教職員の利用もお待ちしています。


おもな展示書籍

  • チョコレートの歴史 (河出書房新社)
  • パイの歴史物語 (原書房)
  • ケーキの歴史物語 (原書房)
  • チョコレートの歴史物語 (原書房)
  • 砂糖の文化誌 (八坂書房)
  • 東京五つ星の手みやげ (東京書籍)
  • チョコレート : 甘美な宝石の光と影 (河出書房新社)
  • 童話の中のお菓子たち (時事通信出版局)
  • ウィリアム・カーリーのチョコレート・マニュアル (誠文堂新光社)
  • 絵本からうまれたおいしいレシピ : 絵本とお菓子の幸せな関係 (宝島社)
  • 毎日食べたいホームメイド・アイスクリーム (アスペクト)
  • おいしいスイーツの事典 : 甘く、かわいいお菓子のストーリー (成美堂出版)
  • 世界の祝祭日とお菓子 (プチグラパブリッシング)
  • かわいいチョコレートのお菓子 (日東書院本社)
  • ホットケーキミックスbook : 簡単おいしいお菓子&ブレッド (グラフ社)
  • 和菓子のアン (光文社;光文社文庫)
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件 (東京創元社;創元推理文庫)
  • ぶたぶた洋菓子店 (光文社;光文社文庫)
2016年2月6日(土)
高校II年 現代文 ビブリオバトル決勝戦!!

先日、予選が行われた高校II年 「現代文」でのビブリオバトル。

前回、
1. 一人一誌、偶然手にした新聞紙面の中から気になる記事を一つ選ぶ。
2. 記事と関連する本を図書館の書棚から見つけて来る。
3. グループ毎に記事と本の関連を語り合う
という授業を行いました。

いよいよ本日は決勝戦。

各グループ5人の代表者が、選んだ本を片手にバトルを行いました。

笑いを取りにいく者、本の内容に合わせて小道具を用意する者、入試過去問題集(赤本)を選ぶ者など、各生徒が趣向を凝らして本の紹介をしていました。

決勝出場本

・木村英亮 (1996) 『ソ連の歴史 : ロシア革命からポスト・ソ連まで 増補版』山川出版社

・成田憲逸 (2011) 『野菜を、喰らう : 伝説のおやじが教える本当にうまい食べ方』ブックマン社

・眞淳平 (2014) 『21世紀はどんな世界になるのか : 国際情報、科学技術、社会の「未来」を予測する (岩波ジュニア新書 ; 770)』 岩波書店

・毎日新聞旧石器遺跡取材班 (2002) 『旧石器発掘捏造のすべて』毎日新聞社

・教学社編集部 (2015) 『東京外国語大学 : 傾向と対策 (2016年版 大学入試シリーズ ; 47)』教学社


チャンプ本

 『旧石器発掘捏造のすべて』

2016年1月22日(金)
文筆家 川端裕人氏からの寄贈
 中3のO君保護者を通して、文筆家・川端裕人氏からご自身の著作を、サイン付きで寄贈していただけました。

〈単著〉
・『天空の約束』 集英社
・『「研究室」に行ってみた。』  筑摩書房
・『PTA再活用論 : 悩ましき現実を超えて』 中央公論新社
・『雲の王』 集英社
・『夏のロケット』 文藝春秋
・『リスクテイカー』  文藝春秋
・『川の名前』 早川書房
・『算数宇宙の冒険 : アリスメトリック!』 実業之日本社
・『ペンギン大好き!』 新潮社
・『銀河のワールドカップ』 集英社

〈共著〉
・『宇宙の始まり、そして終わり』 日本経済新聞出版社
・『8時間睡眠のウソ。 : 日本人の眠り、8つの新常識』  日経BP社

 いずれも中高生向きの本ばかりです。生徒の皆さんはぜひ、手に取ってみてください。

川端裕人
1964年明石市生まれ。日本テレビ勤務中『クジラを捕って、考えた』でノンフィクション作家デビュー。その後、『夏のロケット』で小説家デビュー。今回寄贈していただいた図書以外にも著作物多数。
2016年1月21日(木)
タイ・アカ族の民族衣装

 タイ研修の際に、校長先生がアカ族のおばあちゃんから民族衣装を頂きました。
 お嫁入りのときにご自分で作って用意されたものだそうです。

 本物の質感や細かい装飾は、空港などで売っているお土産の民族衣装とはさすがに一味ちがいます。

 衣装とタイの関連本をコーナー化しました。ぜひご覧ください。

アカ族とは
アカ族とはタイ北部に住む山岳民族です。中国南部から1900年ごろ移住してきました。「アカ」とは、「川から遠く離れた」という意味があるそうです。

2016年1月9日(土)
「やみぼん」始めました。

 冬と言えば、鍋。
 鍋と言えば、闇鍋。

 闇鍋とは、真っ暗な部屋の中で、お互いが持ち寄った具材を、温かい鍋の中に入れ、箸に触れたものは、必ずその人が食べなければならないという儀式です。大学生が、友人の下宿を舞台に行うことが多く、そこには予想し得ない悲喜劇が隠れています。

 現在、図書館では、闇鍋ならぬ「やみぼん」を開催しています。
 5人のスタッフが選んだ本を、題名がわからないように包装して、内容のリード文だけを頼りに、利用者に借りてもらうという企画です。
 包装は、図書館を出てから開けて下さい。

 ふだんは手に取らないような本との出会いの時間です。

2016年1月1日(金)
今年は創立110周年!
 学校から見た朝日 学校から東の空を望む  ベルタワーの朝 
     
 図書館入口 ぶた館長新年の挨拶  お待ちしています 

あけましておめでとうございます。

新年にあたり、生徒のみなさん、保護者のみなさん、教職員、また関係の方々が、 新たな気持ちで、新たな出会いに胸をふくらませて、日々歩むことができるよう、お祈りします。

聖学院中学校高等学校は、今年、創立110周年を迎えます。

図書館でも、さまざまな企画を用意して、110年の歴史をふりかえり、そして、これから先の世代へ文化を継承していく営みを進めていきます。

今年の図書館スタートは、1月6日(水)午前8時です。

受験勉強に、冬休みの宿題に、3学期の準備に、ご利用下さい。

みなさまのお越しをお待ちしています。

今年も、佳きことがありますように。
 
 
2016年元旦
図書館スタッフ一同

2015年12月19日(土)
冬休み期間の図書館開館予定

冬休み中、図書館は下記日程で開館します。
じっくり勉強したい人、静かに読書したい人は、図書館に足を運んでください。

201512

曜日

予定

20

閉館

21

短縮開館(8:00-17:00)

22

短縮開館(8:00-17:00)

23

閉館(祝日)

24

短縮開館(8:00-17:00)

25

短縮開館(8:00-17:00)

26

短縮開館(8:00-17:00)

27

閉館

28

短縮開館(8:00-17:00)

29

閉館(学校閉鎖期間)

30

閉館(学校閉鎖期間)

31

閉館(学校閉鎖期間)

20161

曜日

予定

1

閉館(学校閉鎖期間)

2

閉館(学校閉鎖期間)

3

閉館(学校閉鎖期間)

4

閉館(学校閉鎖期間)

5

閉館(学校閉鎖期間)

6

短縮開館(8:00-17:00)

7

短縮開館(8:00-17:00)

8

短縮開館(8:00-17:00), 始業式


2015年11月26日(木)
雑誌即売会
     

 11月25日(水)放課後、毎年恒例の「雑誌バックナンバー即売会」を開催しました。
 「自分のお気に入りの雑誌を安価で手に入れる機会」ということもあり、生徒は開催前から廊下に並び、整理券を受け取って、入館の順番を待ちました。

 自分の順番が来ると、さっそくお目当ての雑誌を探す姿が...。

 なお、今回の雑誌即売会では、高校III年生の皆さんが「警備係」として館内整理の協力をしてくれました。

 収益の4798円は、財団法人シャンティ国際ボランティア会「走れ 東北!移動図書館プロジェクト」に全額寄付しました。

「走れ 東北!移動図書館プロジェクト」については、こちらをご覧ください。

2015年11月18日(水)
中学1年 読書週間

 中学1年の『読書週間』が始まりました。

 「国語2」の授業の中で、中学1年生向けのオススメの図書3冊を入れた「読書袋」を全員分用意し、くじを引いてランダムに割り当てられた「読書袋」を一人一人に渡します。
 席に戻って、袋を開けたとたんに、「面白そう!」「ゲッ、分厚い!」など様々な声が聞かれますが、ともかく、「渡された本を借りて読んで見よう!」というのがこの活動の趣旨です。

 日頃読書をしていなかったり、本好きであっても、読む本が限られている生徒が多くいます。
 これを機に、「世の中にはたくさんの本がある」「自分から読もうと思えなかった本でも、読んで見たら面白い」と少しでも感じてもらえたらと考えています。

2015年11月13日(金)
サッカー部図書館活動 『紙芝居』

 高校サッカー部の今月の図書館活動は、『紙芝居』です。

 最初に図書館スタッフが読み聞かせをした後、グループに分かれ、読み合いをしました。今後は、小学生や幼稚園生に読み聞かせることを目標に、練習します。

 実は、紙芝居というのは、脳の前頭前野を働かせて鍛えるのにとても効果があるといわれています。音読と同じ効果です。
 また、読み手だけではなく、聞き手にも、一枚の動かない絵から情景を想像することで、脳を活発に働かせる効果があります。

 昔から日本で子どもたちに親しまれてきた紙芝居は、日本の大切な文化でもあります。

2015年10月30日(金)
創立109周年記念祭

 聖学院中学校高等学校では、来たる11月2日(月)、3日(火)の両日、創立109周年記念祭を開催致します。
 図書館では、生徒によるPOP紹介や高校Ⅲ年生によるビブリオバトルの上映、図書館クイズを行います。クイズの正解者には、図書委員手作りのしおりをプレゼントします。

 図書館は、中学棟の一番下のフロアです。

 みなさまのご来館をお待ちしております。

2015年10月19日(月)
1890年のベストセラー 宮崎湖処子「帰省」

 今から125年前。1890年(明治23年)。
 その当時、日本で最も広く読まれた本は何だと思いますか?

 夏目漱石や芥川龍之介よりも、ずっと昔の話です。
 近代日本文学の黎明期。坪内逍遥、二葉亭四迷、福澤諭吉らが活躍していた時代。

 この年のベストセラーは、宮崎湖処子(八百吉)の「帰省」という作品です。
 
 福岡県朝倉郡(現・朝倉市)から早稲田大学に進んだ主人公が、帰省した折に故郷の人達から温かく迎えられるというストーリーが、当時、地方から東京の大学に進んだ学生の共感を呼び、大きな影響をもたらしました。

 筆者の宮崎八百吉は、文学者として、また、牧師として、明治中期、キリスト教の伝道に努めました。そして、実は、本校の前身である聖学院神学校の設立にも尽力しました。H.H.ガイ博士、石川角次郎先生と共に聖学院を設立した後、しばらくは本校の国語の教師として教鞭をふるっていました。
 牧師として、日本におけるキリスト教の伝道に軸足を置いたことから、文壇上の功績は目立ちませんが、徳富蘇峰に師事し、「国民之友」という雑誌に作品を発表し、国木田独歩、田山花袋、北村透谷といった当時の新進気鋭の作家たちと交遊していた記録も残っています。
 現在、図書館では、「帰省(第十五版)」(明治28年11月発行)を展示しています。

2015年10月8日(木)
アフリカの食糧危機を解消せよ! (中学1年地理の授業)

 10月3日(土)中学1年生の地理の授業が、図書館で実施されました。
 この日は全校授業参観もあり、数多くの保護者がこの取り組みを見学されました。
 以下、授業担当者 佐久間先生からのコメントと、保護者アンケートのいくつかを紹介します。
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 本授業の目的は、「アフリカを救済するためのプロジェクト」を構想および発表する学習活動を通じて、問題を解決するプロセスを自力で構築する力(創造的問題解決力)を高めることにあります。

 そのために、教室でのアフリカの地理・風土に関する基本的学習で得られた「基礎的な知識」を土台とし、図書館での、情報処理・編集活動を通じて、問題解決プロセスを構築する活動を行いました。
 生徒の 具体的な学習は、以下の4点になります。

1:アフリカの地理に関する基本的な知識の学習(教室)
2:資料・本より情報収集および情報編集
3:概念地図(コンセプトマップ※)の作成
4:構想したプロジェクトの発表


※コンセプトマップの詳しい特徴については以下のURLを参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%82%E5%BF%B5%E5%9C%B0%E5%9B%B3


 図書館では、主に2~4の活動、つまり高度な「情報の収集・編集活動」を行いました。
 ここで、アフリカの諸問題(難民問題、水不足、医療問題、低い生産性など)に関わる膨大な量の書籍、すなわち「情報・知識の海」から、生徒が自ら調べあげることは困難です。
 そこで、中学1年生が読みやすい資料を厳選し、冊子にした「必須資料」、また司書が生徒の情報検索アドバイザーとして適宜与える「追加資料」を用意することで、スムーズな学習を実現しました。
 司書の先生方の協力もあり、生徒らは上記で得られた情報を「アフリカを救済す る」ストーリーとしてまとめあげ、保護者の前でも自信を持って発表することができました。

※当日の授業の資料はこちらを参照してください。

<総括>
 情報化社会、知識社会においては、「情報・知識の扱い方」を学習しておくことは特に重要であり、それらの活動に取り組んでほしいという願いから、本実践を企画、実行しました。
 その意味では、前期から続けているこの図書館での調査・発表活動によって、図書館の利用者が増えている中、生徒らが一人あますことなく思い描いたプロジェクト(問題解決プロセス)を発表できたことは大きな前進だと思います。
 今後の成長も楽しみです。


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保護者アンケート抜粋
・大変レベルの高い授業で驚きました。ユニークなアイデアや発想をうまくまとめる力と発表する力を育てていただけると思いました。
・それぞれの良いところをよくご覧になっていて、素晴らしい授業だと思いました。
・個人発表が楽しくできていた。クラスの雰囲気が良かった。
・ポイントをよく考えてくれる自主性を重視した授業でした。
・実に面白いと思いました。
・ロジカル思考の訓練とイマジネーション・知識を組み合わせてプロジェクトを構築するようなアプローチは社会問題を解決することに直結する学びとなり、大変有意義に拝見いたしました。
・アフリカの問題に注目して様々な子どもたちの意見があり、面白い授業でした。もっと時間があったら良いのになぁと思いました。
・アフリカについての個々のプロジェクトを先生がよく指導して、ほめて下さっていてとても良かったです。
・一人一人のプレゼンテーション能力を高める工夫がよく考えられていると感じた。

2015年10月5日(月)
高校III年「ビブリオバトル」開催!

 9月11日(金)高校III年「現代文」の授業において、ビブリオバトルが開催されました。
 お気に入りの一冊を用意した生徒が5つのグループに分かれ、予選を開始。事前に練習を重ねた生徒もいたようですが、本番では早口になって時間があまってしまったり、逆に、考えていたことがすべて話しきれなかったりと、ライブならではの展開となりました。
 10分間の休憩をはさんで、後半は、予選を通過した7作品による決勝戦が行われ、投票の結果、「レヴォリューションNo.3」がチャンプ本に選ばれました。


チャンプ本

・レヴォリューションNo.3 / 金城一紀著 角川書店



決勝進出本

・ひみつの教養 : 誰も教えてくれない仕事の基本 : Business skill / 飯島勲著 プレジデント社
・蟹工船 ; 党生活者 / 小林多喜二著 (新潮文庫)
・キリン / 山田悠介 [著] 角川書店
・流星ワゴン / 重松清著(講談社文庫)
・朽ちていった命 : 被曝治療83日間の記録 / NHK「東海村臨界事故」取材班著(新潮文庫)
・レヴォリューションNo.3 / 金城一紀著 角川書店
・ようこそ地球さん / 星新一著 (新潮文庫)



予選参加本

・増量・誰も知らない名言集 / リリー・フランキー著(幻冬舎文庫)
・キリン / 山田悠介 [著] 角川書店
・星の王子さま / サン=テグジュペリ作 ; 内藤濯訳(岩波少年文庫)
・教室内 (スクール) カースト / 鈴木翔著(光文社新書)
・絶対貧困 : 世界リアル貧困学講義 / 石井光太著(新潮文庫)
・筋トレまるわかり大事典 / 谷本道哉著 ベースボール・マガジン社
・ひみつの教養 : 誰も教えてくれない仕事の基本 : Business skill / 飯島勲著 プレジデント社
・蟹工船 ; 党生活者 / 小林多喜二著 (新潮文庫)
・ようこそ地球さん / 星新一著 (新潮文庫)
・流星ワゴン / 重松清著(講談社文庫)
・被災鉄道 : 復興への道 / 芦原伸著 講談社
・イニシエーション・ラブ / 乾くるみ著(文春文庫)
・注文の多い料理店 / 宮沢賢治著(新潮文庫)
・朽ちていった命 : 被曝治療83日間の記録 / NHK「東海村臨界事故」取材班著(新潮文庫)
・ロスト・シンボル / ダン・ブラウン著 ; 越前敏弥訳(角川文庫)
・「コミュニケーション能力がない」と悩むまえに : 生きづらさを考える / 貴戸理恵著(岩波ブックレット)
・怖い絵2 / 中野京子著 朝日出版社
・反知性主義 : アメリカが生んだ「熱病」の正体 / 森本あんり著 (新潮選書)
・家族という病 / 下重暁子著(幻冬舎新書)
・レヴォリューションNo.3 / 金城一紀著 角川書店



ビブリオバトルとは、立命館大学準教授である谷口忠大氏が提唱する「本を用いて人と人を繋げ,人と知識を繋げる,知的遊戯」です。

そのルールは
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
2.順番に一人5分間で本を紹介する.
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.

というものです。

2015年10月2日(金)
防災に関するコーナー 徒歩移動訓練と防災訓練にあわせて

 9月30日(水)、本校では、徒歩移動訓練と防災訓練を行いました。午前中は、都内指定場所にそれぞれ集まり、教員の付き添いのもと、学校までの4~5キロの行程を歩き、「下校時に被災した時、どの道を使って学校まで戻って来るのか」を実地訓練で学び、午後は、「授業時間内に被災したケース」を想定して、各教室からすみやかにグラウンドに避難、その後、東京消防庁滝野川消防署の方による防災学習を受けました。

 現在、都内の各家庭に「東京防災」という黄色い冊子が配られていますが、図書館では、これの英語版、中国語版、韓国語版もご覧いただけます。また、地震のメカニズムや体験談を集めたコーナーを作りました。

 「近い将来、必ず起こる」といわれる首都直下型地震に備えて、ご家庭でも、非常時の持ち出し袋と避難場所の確認をして下さい。

2015年9月30日(水)
中学1年 夏休みの課題「新聞記事と私と」

 現在、図書館では、「新聞記事と私と」と題して、この夏、中学1年の生徒が取り組んだ課題を展示しています。「新聞記事の中からさまざまな仕事に関わる人々を取材し、そこから、自分にできることを考える」というテーマで、各自がスプラック・ブックを作り、自分の意見をまとめました。
 「やりたいこと探し」の情報が氾濫し、かえって自分のことを見失いそうな時代だからこそ、進路については、まず自分を知り、その自分が「できること」について考える姿勢が求められます。

2015年9月5日(土
2015年上半期 芥川賞・直木賞受賞作品

 図書館では、今年度上半期の芥川賞・直木賞受賞作品をすべて所蔵しています。

芥川賞
又吉直樹 「火花」 分類番号 913||M
羽田圭介 「スクラップ・アンド・ビルド」 分類番号 913||H

直木賞
東山彰良 「流」 分類番号 913||H


 以下に受賞者について紹介します。

芥川賞 又吉直樹
祖父・又吉宝善はハワイ移住の経験があったため、英語が堪能で、沖縄戦の時には伊江島の地下壕に潜んでいたが、米軍の投降勧告を理解して、これを受け入れた経験を持つ。


芥川賞 羽田圭介
高校在学中の17歳のとき、第40回文藝賞を『黒冷水』で受賞。
文藝賞の受賞者のうち、17歳での受賞は当時3人目。史上最年少の受賞となり、大きな話題を呼ぶ。
その後3度、芥川賞候補になっていたが、「4度目の正直」で、今回、芥川賞を受賞。
受賞の際は、ロックバンド聖飢魔Ⅱの「WINNER!」を歌うため、メイクをしてカラオケボックスにいた。

直木賞 東山彰良
西南学院高校から西南学院大学、同大学院を経て、現在、同大学講師。
2002年、宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞。「21世紀活字文化プロジェクト」にも積極的に参加している。


 現在、貸出希望が多く予約待ちのものがあります。
 「早く読みたい」という方は、予約することをお勧めします。
 また、読み終わったら、出来るだけ早く返却するようご協力をお願いします。

2015年9月2日(水)
新メンバーを迎えてのサッカー部・ブックトーク

 高校サッカー部は高III生が引退し、新しく中3のメンバー(来年の高I生)8人が、チームに合流して新チームが発足しました。

 その新チームによるブックトークが、9月1日、始業式の後、行われました。

 ブックトークは、これから中間考査までの間に、全7回行われる予定です。

 最初は、広瀬一郎著『スポーツマンシップを考える』の中で紹介されている、川淵三郎・元日本プロサッカーリーグ理事長(チェアマン)へのインタビュー記事をもとに、「Good Loser---良き敗者」について考えます。
 スポーツの試合というものは、勝者と敗者が2分の1の確率で生まれるものです。だからこそ、負けた時にどう振る舞うべきか、自分はなんのためにサッカーをするのかについて、グループワークを通して考えています。

 図書館では、実益を追求する読書だけではなく、自分の世界を広げるための、趣味としての読書も楽しんでほしいと考えています。最後の数分では、朝井リョウの『桐島、部活やめるってよ』を読み聞かせをして紹介していきます。

2015年8月29日(土)
2学期は図書館ヘ!

 いよいよ夏休みも終わり、2学期が始まります。
 夏休みのお土産話を語り合う人も多いでしょう。

 でも、そんな中、もし、
「夏休み明けはちょっと辛いなあ…」
と思う人がいたら、ぜひ、図書館を利用して下さい。


 図書館のスタッフは、いつでも待っています。
 図書館には、自分を見つめ直す宝物がありますよ!

 そして、図書館のスタッフは、君たちのことを守ります。

2015年8月5日(水)
「2015年 5月27日 朝」随筆集発行

 高校II年C組、文系現代文クラスの国語の授業で生徒達が書いた随筆が、冊子として発行され、図書館に寄贈されました。
 朝の通学風景をモティーフにした作品になっています。

 「生徒作品」からご覧いただけます。

2015年7月31日(金)
糸魚川市より資料を寄贈して頂きました。

 中学3年生で実施している「糸魚川農村体験学習」が、今年で30周年を迎えました。
これまで、多くの農家の方々、市役所の方々、JAひすいの方々に支えられて、数千もの生徒が、現地で田植えを体験し、農家に宿泊させて頂いています。また、毎年11月には、保護者による稲刈りツアーも行われて、2泊3日の学校行事の枠を越えて、その後も、家族ぐるみのおつきあいをさせていただいている卒業生も多くいます。

 今月、糸魚川市役所交流観光課より本校図書館へ、以下の資料を寄贈していただきました。

今後の事前学習の資料として、大切に活用させていただきます。

・糸魚川市史 - 昭和編1
・糸魚川市史 - 昭和編2
・糸魚川市史 - 昭和編3
・糸魚川市史 - 昭和編資料集
・糸魚川市史 : デジタル版(CD-ROM)

2015年7月28日(火)
宿題は図書館で!

夏休みの宿題は、順調に進んでいるでしょうか?
 
図書館は、
8月3日(月)~8月5日(水)、
8月17日(月)~28日(金)の平日、
午前8時から午後5時の間、開館しています。

誘惑の多い自分の部屋では、なかなか勉強が進まない人、
公共図書館が月曜休館のため利用できない人、
学校の図書館の涼しい環境で、計画的に宿題を終わらせましょう。

2015年7月27日(月)
追悼 鶴見俊輔コーナー

 哲学者の鶴見俊輔さんが、7月20日、お亡くなりになりました。

 鶴見さんは「行動する知識人」を呼ばれ、
「どんな子供でも家の中では世界一の有名人なんです。家の中で無名の子供なんていない」
「敗戦当夜、食事をする気力もなくなった男は多くいた。しかし、夕食をととのえない女性がいただろうか」
「政治にとってもっとも大事なことは恥じらいをいかに堅持するかです」
「団結には恐ろしさがあるんです。『正義になる団結はいいじゃないか』というけど、そうじゃない。正義の団結がまた恐ろしいんです。正義の団結が十字軍もつくった、大東亜戦争までいくんですから」
「歴史は、それから学ぼうとする者の前にしか姿をあらわさない」
「大切なものは、あいまいな、ぼんやりしたものだ」

といった数多くの名言を遺しました。

現在、図書館では、「追悼 鶴見俊輔コーナー」を設置しています。

本と私 / 鶴見俊輔編
高野長英 / 鶴見俊輔著
憲法九条は私たちの安全保障です。 / 梅原猛 [ほか]著
原発への非服従 : 私たちが決意したこと / 鶴見俊輔 [ほか] 著
限界芸術論 / 鶴見俊輔著
太夫才蔵伝 : 漫才をつらぬくもの / 鶴見俊輔著
恋はきまぐれ / 鶴見俊輔 [ほか] 編
奇想天外 / 鶴見俊輔[ほか]編
人情ばなし / 鶴見俊輔 [ほか] 編
こどもの風景 / 鶴見俊輔[ほか]編
いのちのかたち / 鶴見俊輔[ほか]編
愛と憎しみ / 鶴見俊輔[ほか]編
からだの発見 / 鶴見俊輔 [ほか] 編
たたかいの記憶 / 鶴見俊輔[ほか]編
どこか遠くへ / 鶴見俊輔[ほか]編
井上ひさしの言葉を継ぐために / 井上ひさし [ほか] 著
思い出袋 / 鶴見俊輔著
グアダルーペの聖母 / 鶴見俊輔著

2015年7月24日(金)
芥川龍之介と聖学院

 今日7月24日は、芥川龍之介没後88年の「河童忌」です。

 芥川龍之介は聖学院から歩いて10分ほどの街、田端に居を構えていました。

 当時の田端は、「文士村」と言われるように、作家、画家、文化人が多く住む場所でした。
 東京大学や東京芸術大学にほど近いことが、背景にあったようです。

 その芥川龍之介の長男・比呂志さんは、昭和期に俳優として活躍されました。
 幼少時代には、聖学院付属中里幼稚園(1912年開園)に通われおり、1995年に刊行された「芥川比呂志エッセイ選集」(914||A)では、この頃のことがたびたび触れられています。

 「幼稚園では、いつもオルガンが鳴っていた。弾いているのは、紫の袴をはいた美しい望月先生だ。幼稚園では、いつでもふちなしの眼鏡をかけた中沢先生がにこにこ笑いながら、イエス様やマリア様のお話をしていた。(中略)時おり、聖学院の薔薇の芝生を渡ってぼくたちの教室をのぞきにきた赤ら顔のマッコイ先生」
/「中里幼稚園」より

 「聖学院の付属幼稚園に通っていた時のことである。その年頃の子供にとっては、かなり遠い道のりで、私はいつも、叔父や女中に付き添われていった。(中略)クリスマスの日に、私達は聖誕劇を演じることになっていた。私の役は羊飼いだった。(中略)オルガンを弾く先生、貼出しの図画、廊下の人達、ストーブ、滑り台、枯れた藤棚、蓄音機、白いカーテン、オルガン。歌につれて、つぎつぎと視野に入り、過ぎてはまた現れてくる風景や人や物達のうちに、ふと私は、父を見た。私はびっくりした。けれども歌が続いていた。戸口から庭の方へ、歩みつづけながら、私は振り返ってみたが、もう光の加減で硝子戸の向こうが見えない。やがてオルガンの所までくると、またよく見えるようになった。やはりそれは父だった。
 父は寒々と居並んだ三、四人の付添いの人達に混じって、硝子戸ごしに、少し前こごみに私の方を見ていた。ほかの女の人達の前で、父は、どうして今までそこにいるのに気がつかなかったのかと思うほど、背が高く、飛び抜けて見えた。黒い二重まわしで、帽子は冠っていなかった。そして、私と目が合うと、ちょっと頷いて微笑した。私はまた庭の方へ遠ざかっていったが、今度は安心して、振り返らなかった。かえって、元気よく手を振り、大きな声で讃美歌を歌って行った。オルガンの所へ来ると、父は相変わらず微笑しながら、また軽く頷くようにしてみせた。
/「父の映像」より
 
 この他、平塚らいてうや室生犀星のお子さんも通われており、犀星の詩には、聖学院の教会や宣教師の様子が描かれています。

2015年7月22日(水)
サッカー部 ビブリオバトル決勝

 7月17日(金)、サッカー部によるビブリオバトル決勝戦が図書館で開催されました。
 全部員が見守る中、4人の予選通過者が、自分のお気に入りの本を紹介し、その結果、

 「佐賀北の夏」中村計 著

が、見事、チャンプ本に選ばれました。

 翌、18日(土)には、終業式の後、ブックトークが開催されました。
 図書館スタッフ指導のもと、チームがグループに分かれ、前回の試合の敗因と今後の課題について話し合い、そこで出た意見を付箋に書いて、技術面、精神面に分けて模造紙にまとめるワークショップを行いました。

 サッカー部では、合宿にも「読書の時間」を取り入れたり、1学期は、全員が7時30分に図書館に集合して朝学習をしたりと、スポーツの中に本というアクセントを入れることで、新しい文化を醸成しています。
 「サムライブルーの料理人」の著者である西芳照さんからも、激励のメールが顧問の先生に届きました。

 今後のサッカー部に注目です。

2015年7月15日(水)
中学1年 読書ノート展

 中学1年では、「国語2」の時間を使って、1.名文の全文書き写し、2.短歌の創作、3.読書ノートの記録に取り組んでいます。
 その中から、今回は読書ノートについて紹介します。
 
 これは、生徒一人一人が、与えられた読書ノートに自分が読んだ本の題名や出版社、そして感想などを記録していくものです。
 ノートの表紙のデザインも自分で考えて、151人がそれぞれ違う表紙になるように工夫しています。
 そうして作られた読書ノートを、現在、館内で展示しています。
 

2015年7月9日(木)
高校サッカー部 ビブリオバトル 予選!!

期末考査が終了した本日、図書館において、高校サッカー部17名の生徒によるビブリオバトル予選が行われました。
初めてのバトルの時には戸惑いを見せていた部員たちも、今は立派に持ち時間を使って、自分のお気に入りの一冊を紹介するようになりました。
サッカー部の新しい文化のはじまりです。

決勝戦は次週7月17日です。
 

/予選通過本/

・佐賀北の夏 / 中村計著
・エドガー・アラン・ポー短篇集 / エドガー・アラン・ポー著 ; 西崎憲訳
・日本男児 / 長友佑都著
・学ばない探偵たちの学園 / 東川篤哉著

2015年7月8日(水)
夏休みの文学館イベント情報!!

もうすぐ夏休みです。

夏休みには、さまざまな施設が工夫を凝らしたイベントを行います。
ここでは、文学館が開催する各種展示を紹介します。

本の中だけでなく、観て、歩いて、「文学」の世界にひたってみませんか。


茨城県天心記念五浦美術館

所蔵品展「夏もよう - 自然とくらし」 6月5日(金)~7月12日(日)

山梨県立文学館
特設展「芥川龍之介の夏休み」 7月11日(土)~8月23日(日)

いわき市立草野心平記念文学館
夏の企画展「新美南吉展 光りかがやく作品」 7月4日(土)~9月6日(日)

森鷗外記念館
コレクション展「鷗外を継ぐ - 木下杢太郎」 7月17日(金)~9月27日(日)

山本有三記念館
企画展「山本有三交友録」 3月28日(土)~9月6日(日)

世田谷文学館
企画展「宮西達也ワンダーランド展 - ヘンテコリンな絵本の仲間たち」 7月25日(土)~9月23日(水・祝)

樋口一葉記念館
「伝統工芸『木目込人形』展 ~甦る樋口一葉Part2~」 6月30日(火)~8月2日(日)

日本近代文学館
「近代文学の名作・昭和」 6月27日(土)~9月19日(土)

新宿区立新宿歴史博物館
協働企画展「熊本と新宿をつなぐ作家 漱石・八雲」 7月19日(日)~8月30日(日)

江戸東京博物館
「徳川の城 - 天守と御殿」 8月4日(火)~9月27日(日)
「くらべてみよう江戸時代」 8月11日(火)~9月27日(日)

相田みつを美術館
企画展「いのちの根」 6月9日(火)~9月13日(日)

明治大学米沢嘉博記念図書館
「赤塚不二夫生誕80周年 赤塚キャラ誕生のひみつ展」 6月19日(金)~10月4日(日)

東京都立中央図書館
企画展示「「東京に集う聖火 - 1964年東京オリンピック聖火リレーをたどる」 7/5(日)~8/31(月)
ミニ展示「戦後70年 あの日、あの時、あの時代」 7/3(金)~9/2(水)

慶應義塾図書館
企画展示「慶應義塾と戦争III 『慶應義塾の昭和二十年』」 6月1日(月)~8月6日(木)

岡本太郎記念館
「岡本太郎の『樹』」 6月17日(水)~10月25日(日)

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
演劇博物館春季企画展「幻燈展 - プロジェクション・メディアの考古学」 4月1日(水)~8月2日(日)
「プロジェクション・メディアの現在」 4月10日(金)~8月2日(日)

早稲田大学會津八一記念博物館
「没後50年 『写真家としてのル・コルビュジエ』」 7月6日(月)~8月2日(日)

文京ふるさと歴史館
ミニ企画「大正14年の東京見物!」 6月24日(水)~9月23日(水)

竹久夢二美術館
「竹久夢二 モダン版画展  - コマ絵からグラフィックデザインまで」 7月3日(金)~9月27日(日)

国立国会図書館国際子ども図書館
「日本の子どもの文学 - 国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み」 2011年2月19日(土)~2015年10月31日(土)

江東区芭蕉記念館
前期企画展「江戸の俳壇 - 嵐雪と雪門・雪中庵の俳人たち」 6月25日(木)~12月20日(日)

東京都現代美術館
「きかんしゃトーマスとなかまたち」 7月18日(土)~10月12日(月・祝)
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」 7月18日(土)~10月12日(月・祝)
「MOTコレクション 戦後美術クローズアップ」 7月18日(土)~10月12日(月・祝)
「オスカー・ニーマイヤー展 - ブラジルの世界遺産をつくった男」 7月18日(土)~10月12日(月・祝)

日本大学文理学部資料館
「謡本の世界 - 近世の出版文化と教養」 6月22日(月)~7月31日(金)

ちひろ美術館
「ちひろの本棚」 5月27日(水)~8月2日(日)

田端文士村記念館
「田端文士芸術家村の終焉 - 戦後70年、それぞれの戦争体験」 5月14日(木)~9月23日(祝・水)

紙の博物館
「紙で遊ぼう」 6月13日(土)~8月30日(日)

太宰治文学サロン
「描かれた三鷹の<陋屋>」 6月2日(火)?9月23日(水・祝)

国文学研究資料館
通常展示「書物で見る 日本古典文学史」  4月1日(水)~9月30日(水)

町田市民文学館 ことばらんど
『「宮沢賢治-イーハトーヴの鳥たち」展』 7月18日(土)~9月23日(水)

神奈川近代文学館
企画展「まるごと 佐野洋子展 - 『100万回生きたねこ』から『シズコさん』まで」 7月25日(土)~9月27日(日)

大佛次郎記念館
テーマ展示II 「大佛次郎の愛した舞台 - バレエも、歌舞伎も」 7月16日(木)~11月8日(日)

日本新聞博物館
「孤高の新聞『日本』 - 羯南、子規らの格闘」 6月20日(土)~8月9日(日)

放送ライブラリー
企画展「TEZUKA ISHInoMORI HEROES 手塚・石ノ森 ヒーローズ」 7月10日(金)~9月13日(日)

神奈川県立金沢文庫
企画展「東の正倉院 金沢文庫」 7月2日(木)~9月27日(日)

岡本太郎美術館
『「遊び ひらく 岡本太郎」展』 7月18日(土)~10月4日(日)

鎌倉文学館
「斉藤洋の世界」 7月11(土)~9月23日(水・祝)

茅ヶ崎市開高健記念館
企画展示「開高健ノンフィクションの輝き - 『ベトナム戦記』」 1月23日(金)~8月30日(日)

徳富蘇峰記念館
「『 吉田松陰とその大いなる系譜』展」 1月6日(火)~12月20日(日)

市川市文学ミュージアム
「描くことが生きること - 山下清とその仲間たちの作品展」 6月13日(土)~8月30日(日)

2015年7月3日(金)
プレミアム学校説明会が行われました。

本日、プレミアム学校説明会が行われました。

朝から雨が降り続くあいにくの天気でしたが、多くの方々に図書館まで足を運んでいただけました。

次回の学校説明会でも、お待ちしております。

2015年6月18日(木)
中学1年「地理」の授業

中学1年「地理」で図書館を使った授業を行いました。

以下は、授業を担当した地歴科・佐久間大先生のコメントです。


単元「アジアの経済発展プロジェクト」で図書館を利用しました。
各生徒は,「アジアの国々が具体的にどういう試みを行えば経済発展するのか」という具体的な課題意識を持ち,事前に絞ったアジア3カ国の「地理的な情報」「経済発展に関わる情報」を調べています。

本授業における学習のねらいの1つとして「情報手段の適切な活用」があります.インターネットは確かに便利で身近な「情報検索」の方法ですが,引用元が不明確なため、「情報」の信頼性,妥当性に乏しいことが多々あります。
したがって,新聞,書籍等を使った情報検索活動に基づき,「より正しく優れた情報」を見分け,収集する機会が必要だという観点から,本授業の狙い,活動を設定するに至りました.
実際,何を使って調べたらよいかわからない生徒が「百科辞典や統計書を用いて,年々変化する人口動態や乳児死亡率を調べることが出来る」ことに気付くなど,感心する場面も見受けられました.

2015年6月17日(水)
『都会(まち)のトム&ソーヤ』登場人物人気投票 実施中

 講談社 YA! ENTERTAINMENT レーベルの中で、特に人気が高い「『都会(まち)のトム&ソーヤ』(はやみねかおる著)」の登場人物の人気投票を行っています。

 「都会トム」を読んだことのある人、好きなキャラクターにぜひ投票してみてください。

2015年6月15日(月)
面談週間が始まりました。

 本日から、中学面談週間が始まりました。
 本校図書館では生徒だけでなく、保護者のみなさまにも貸出サービスをしています。
 また、一部クラスでは、面談の進行状況を、図書館のパソコンで確認できるサービスも行っております。

 みなさまのご来館をお待ちしています。

2015年6月13日(土)
学校説明会開催!!


本日、今年度最初の学校説明会が行われました。

保護者にむけた入試制度の説明の間、希望する児童に対して、図書館で、読み聞かせやしおり作りの体験をしてもらいました。
「自分だけのしおり」を手にした児童は、満足そうに保護者のもとに帰って行きました。

図書館では、今後の説明会においても、受験生並びに、受験生の弟さん妹さんを対象としたプログラムを用意して、お待ちしています。

2015年6月8日(月)
体育祭の様子を上映しています。

 6月4日・5日の両日、中学・高校体育祭が実施されました。
 今年は天候にも恵まれ、熱き戦いが繰り広げられました。


 現在、図書館では体育祭の様子を上映しています。

2015年4月23日(木)
中学1年 「図書館の授業」
     

 今月、入学したばかりの中学1年生を対象に、「図書館の授業」を実施しました。

 この日は、各クラスの生徒が「国語2」の時間を利用して図書館に集まり、番号順に着席。
 スタッフによる絵本の読み聞かせの日本語版と英語版との聴き比べに始まり、館内の利用方法の説明、そして、実際に指定された図書を書棚から探してきて、奥付を見ながら、書誌情報を書き写す練習までを行いました。
 今年の中学1年生は、こうしたガイダンスを実施する以前から、積極的に図書館を利用してくれています。
 「読書生活ノート」に、自分の読書記録を書き入れることも始めました。

 生徒も保護者も教職員も利用することで、館内の空気が常に動いていることを感じます。

2015年4月17日(金)
中学2年 自学自習ノート展

 中学2年生は、昨年の入学以来、「自学自習ノート」を作って勉強しています。

 これは、宿題以外に自主的に学習する習慣をつけるという目的で、各自の取り組みをSEIG-MANスタンプで励ますという試みです。スタンプをシート一杯にした生徒には、称号が与えられます。

 この企画は、この春入学した中学1年生にも引き継がれ、更なる発展を見せることになっています。

 現在、図書館では、中学2年の先生の協力により、「自学自習ノート展」を開催しています。

 システムや表紙の紹介、実際に生徒が作り上げたノートの見本がご覧いただけます。

2015年4月7日(火)
「知恵がなる場、元気が出る図書館」 図書館10の改革 2015

 聖学院中学校高等学校が、109年目のスタートを切りました。入学式では、新入生ひとりひとりの名前が担任の先生から呼ばれ、元気のよい返事がありました。

 2015年度より図書館も、大きく変わります。以下に今後、図書館が取り組む「10の改革」を紹介します。

1、開館時間延長
 授業期間中の開館時間を、月曜から金曜日は午前7時30分~午後6時30分に、土曜日は午前7時30分~午後5時30分になりました。
 平日の閉館時間を30分延長することで、1日11時間の開館となります。
 また、生徒が利用するだけでなく、先生方が図書館で授業を行うために、コンピュータで利用予約ができるようになりました。


2 、あなたの大切な本をラミネート加工します。
 図書館の本は、痛まないようにビニールのカバーをつけています。みなさんにとっての大切な一冊に、ビニール・カバーをつけるサービスを行います。
 
     施行前      →      施行後  



3、購読新聞の追加
 これまで、館内で、以下の新聞が閲覧できました。
・朝日新聞
・読売新聞
・毎日新聞
・東京新聞
・Japan News
・沖縄タイムス
・朝日中高生新聞
・週刊読書人
・キリスト新聞

これに加え、今年度より新規に「Asahi Weekly」を購読します。


4、購読雑誌の変更
 2015年度は、館内で以下の雑誌が閲覧できます。

・AERA
・Aera English
・BE-PAL
・CDデータ
・Golf Classic
・JR時刻表
・National Geographic (英語版)
・News week
・Newton
・nundi (JICA発行)
・Time(英語版)
・カウンセリング研究
・科学フォーラム
・学校図書館
・群像(新規購読!)
・芸術新潮
・蛍雪時代
・月刊バスケットボール
・月刊陸上競技
・子供の科学
・サッカーマガジンzone(新規購読!)
・週刊ベースボールマガジン
・ジュニアアエラ
・新潮(新規購読!)
・信徒の友
・ストライカーDX
・スポーツグラフィック ナンバー
・選定図書速報
・ダ・ヴィンチ
・大学への数学(新規購読!)
・卓球王国
・鉄道ファン
・鉄道模型N
・テニスマガジン
・読書科学
・図書館雑誌
・バトミントンマガジン
・福音と世界
・文學界(新規購読!)
・文藝春秋
・星ナビ
・ラグビーマガジン
・ラジオ深夜便
・ロボマガジン
・ワンダーフォーゲル


5、新聞スクラップの提供
 2015年度より、購読している新聞から、「進路・大学」「震災」・「沖縄」「農業」「文学」「医療」をテーマとした、スクラップ・ブックを作成します。
 事前学習や小論文の勉強に利用できます。


6、学年通信コーナーに「東大生フェロー通信」を追加しました。
 これまでも各学年から発行されている学年通信を館内で閲覧できるようにしていましたが、これに加え、毎週土曜日、中学生を対象に数学科が実施している「東大生フェロー通信」も閲覧できるようにしました。


7、赤本の配架を見やすくしました。
 これまでの五十音順から、文系・理系、国立・私立、難易度順に並べ替えることで、視野の移動が最小限になるよう配慮しました。



8、各学年の学年通信に図書館から記事を提供します。
 図書館では各学年発行の学年通信がご覧いただけます。


中1 「仲間」
中2 「Harmony」
中3 「HOPE」
高I 「Blessings」
高II 「COMPASS」
高III 「GRACE」
 今年度より、各学年発行の学年通信に図書館から読書についてのエッセイを掲載します。

9、各学年の保護者会で、保護者のみなさまに向けた図書館利用案内をさせていただくことになりました。
 「子どもに本を読ませるには?」「帰国生の英語力を高めるためには?」といったアイディアについて、各学年の保護者会で図書館司書が説明させていただくことができます。

10、ご意見箱を設置し、利用者の質問や意見に答えます。
 図書館についての疑問、改善して欲しい点について利用者からのコメントを受け付けます。図書館司書がすべてに目を通して、返事を添えて掲示します。




 また、今年度も、引き続き以下のサービスを継続します。

・お誕生日新聞

 「今日が誕生日」の人に、生まれた日の新聞コピーをプレゼントします。


・あなただけのしおり

 記念切符やチケットの半券などを持ってきたら、それをラミネート加工して、あなただけのしおりをプレゼントします。

 
     施行前    →    施行後