滝野氏との座談会に出席して(TK)

 16日の水曜日、毎日新聞社滝野隆浩編集委員の御好意により、10名の生徒との座談会が開かれた。そこで、滝野さんが述べてくれた「深イイ」一言を紹介したい。
・「アメリカは日本の核兵器開発のストッパー」
 日本は高い技術力を持っているのにも関わらず、核兵器を持たずに原子力を取り扱っている。それは世界の中でも日本ぐらいである。日本は核兵器を開発する気は全くないのに、中国や韓国等にしてみたら、いつ開発するのか気が気でないらしい。だから、日本にアメリカがストップをかけてくれて、ありがたいと感じているらしい。
・「情報は等価交換によって得るもの」
 やはり新聞記者にとって、情報は命。欲しい情報があったら、それに見合った情報が必要なのだ。だが、もし自分が持っている情報が少なかったら、自分を高めていかなくてはならない。やはり交渉には隠し球が重要となる。国際関係の交渉事では、核兵器が隠し球として最適だが、そんなことでは当分核はなくならないだろう。
 他にも「深イイ」一言は多々あった。その中でとりわけ「深イイ」と思ったのが、「平和は奇跡の時間」である。そのわけは、今までの「平和」という言葉のとらえ方が「かけがえのないもの」、「大切なもの」等、ありふれた言葉でしか表現されなかったからだ。しかし、滝野さんは違った。こうおっしゃっていた。人類は第二次世界大戦だけでなく、長い歴史の中で争いを繰り返してきた。平和は、全世界の歴史の中で一度あるか、ないかぐらいに大変珍しいものなのだ。
独自の視点で「平和」を観察して表現したことが、自分に「深イイ」と思わせた。ユニークな観察力と表現力があってこそ、読者をうならせる記事が書けるのだろうと考えさせられた。

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