伊江島・辺野古

私は今まで沖縄で起こった事、現在行われている事を全て知ったつもりでいた。しかし、現地へ下見に行って考えが変わった。今現在の観光地としての沖縄。しかしその街の中には米軍基地があり、住民の頭すれすれの所をヘリや戦闘機が飛び立っていく。本当に命の危険ととなり合わせで住民達は生きていた。
もともと沖縄の基地は第二次世界大戦時に硫黄島、台湾、そして沖縄からなる連合軍の本土への侵攻を食い止めるべく構想された最終防衛ラインであった。これらの島々はことごとく要塞化され、住民達は本土等への疎開を余儀なくされたが、沖縄から長崎へ学童を大勢乗せた商船「対馬丸」が米軍潜水艦の魚雷攻撃を受け、多数の犠牲者を出すような事件がこの他にも様々な海域で頻発し、なかなか疎開輸送作業が上手くいかなかった。このような事件の多発から住民から疎開の拒否の申し入れもあったという。これが後に住民を巻き込んだ凄惨な沖縄戦になってしまったのだ。そして沖縄戦が終結し、米軍が日本軍の要塞化した施設や飛行場をそのまま使うこととなり、現在にいたっている。という事は、沖縄は今も住民が安心して日常生活を送れないような立派な要塞島ということになる。
私は現地の方に直接お話しを伺って、本当に沖縄から基地を廃絶してほしいという願いを強く感じ取った。つい先日、鳩山首相が沖縄普天間基地移設を断念し辞職した。しかし、だからといって沖縄の基地問題が終結した訳ではない。現に未だ基地は存在しているだ。日本から米軍基地が無くなるその日まで、我々日本国国民はこの問題に決して目を背けず、立ち向かっていかなくてはならない。

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