教科学習

L.L.T.

教科の目標方針

本校歴代の教職員たちは「Only One for Others」の実現を願い、数々の体験学習プログラムを立ち上げ、今につないで来ました。本校の体験学習はすべて私たちの手作りのプログラムです。10年ほど前からは、Project Based Learningの手法を採り入れ生徒の主体性を育む挑戦を続けています。週に1時間のL.L.T.(Learn, Live Together)では、主に体験学習の事前学習活動と主体性発揮の基盤となる共同体の構築に取り組んでいます。

カリキュラムの特徴

各学年の課題や目標に応じて取り組んでいます。中学1年生は「命の大切さ、良好な人間関係の構築」というテーマの下、担任教員がさまざまなワークショップを開きます。中学2・3年生は、「北アルプス蝶ケ岳登山(中2/7月実施)」「糸魚川農村体験学習(中3/5月実施)」の事前学習とふりかえり、記念祭での発表準備、年度後半からは次年度の体験学習の準備を行います。11月には上級生が下級生にむけて体験学習プログラムの発表と引継ぎを行います。

探究・PBL型授業例

◆中学1年生
毎週1回、担任がファシリテーターとなってワークショップを開きます。たとえば、2学期第3週には、いじめを『されたくないことを強いてされること』と定義して、一人ひとりが考える友だち(受容できる仲間)とはどんな人かを考えるグループワークを行います。3学期は、聖学院大学の協力を得て、ボランティア活動に励む大学生が、防災活動や地方創生活動のワークショップを開きます。


◆中学2年生
学年担任団が熟考と協議を重ね、登山プログラムの目的を設定し「ドライビングクエスチョン」として言語化します。2019年は「自分たちが作り出す平和とは?」を設定、下山後に生徒それぞれが自分の回答を発表し合いました。事前学習においては、テント泊、登山実行へむけて「自然」「装備」「生活」「記録」などのプロジェクトに分かれ、調査活動を行います。


◆中学3年生
「糸魚川農村体験学習」についてもドライビングクエスチョンを設定し、生徒各自がその答えを探しますが、生徒の関与の度合いが前年度より大きくなります。本格的な糸魚川ガイドブックやポスター・ポストカード等を制作し、学びの成果物としています。記念祭時に糸魚川の名産品を販売することもしばしばあります。年度後半からは高校Ⅰ年生の体験学習「ソーシャルデザインキャンプ」の事前学習として、情報整理のための言語技術スキルアップトレーニングを行います。