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2019.12.27

【報告】タイ研修旅行報告4 12月27日レポート 国境にて

ミャンマー、ラオスと国境を接するチェンライ県では、多民族が共生しています。タイ最北部の街メーサイは多民族の街です。タイ、ミャンマーの国籍を持つ人は、日常的に国境を不自由なく行き来して生計を立てています。市場へ足を運んで耳をすませば、多言語が飛び交っているのが分かるでしょう。

サイ川という小さな川が両国の国境線です。川幅は20メートルほどしかありません。そこに架かる橋を歩いて渡り、国境を越えます。生徒一人一人、入国審査官の冷たい視線を受けて、ちょっとドキドキしながらの入国です。ミャンマー側の街の名前をタチレクといいます。

私たちはまず、街のシンボルとも言えるシェタゴン・パゴダへ向かいました。黄金に輝く仏塔が真っ青な空に高くそびえています。パゴダは高台にあり、街を一望することができます。
街を俯瞰した後は、イミグレーション近くの市場で自由散策をしました。たくさんの商店が所狭しと軒を連ねています。路地を歩けば客引きの声がかかります。そんな中を自分の足と目で昼食の店を選びました。これもまた街を味わう経験です。

タチレク(ミャンマー)からメーサイ(タイ)へ戻り、今度はいわゆる「ゴールデントライアングル」へ行きました。タイ、ラオス、ミャンマー3か国がメコン川上で国境を接しています。かつてはアヘンの一大生産地でしたが、現在は世界中の客を集める観光地へと大きく変貌しています。

観光船に乗ってメコン川を渡った町をドンサオ(ラオス)といいます。10年前は漁民の暮らす村でした。上陸するやいなや物乞いの子供に囲まれて動揺させられたものでしたが、今は免税店のディスプレーが静かに並んでいます。
私たちは他の観光客と一緒にみやげ物で値段交渉に励んだり、メコン川に沈む夕日を眺めたりしました。

国境は見る人によって、どのようにも見ることができます。言葉のちがい、雰囲気のちがい、人々の表情のちがい、持ち物のちがい、そのようなちがいを生々しく感じることができるのが陸路の国境のよさだと思います。
生徒諸君は自分自身で国境越えの手続きを行い、少しは要領がつかめたようです。いずれ彼らは -彼ら自身が望みさえすれば- 一人で世界中を旅することのできる人になるでしょう。

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