北部タイに来ています。朝晩の涼しさは布団が要ります。特に朝方は寒いくらいで、押さえつけられるような蒸し暑い東京から来ると一気に身が軽くなります。

チェンライ県に4年前にタイの大手ビール会社と日本の食品企業が出資して巨大な公園をオープンしました。規模は茶畑約35万坪、小麦畑とで全体で67万坪と言われています。中には花畑と棗(なつめ)園、いちご畑、トマト栽培場、ビールの原料の小麦畑、動物園、レストラン、ショプなどがあります。無料の可愛いバスが観光客を案内します。自家用車やバイクでも回れます。レンタル自転車や持ち込み自転車も使えますが1時間ではとても回われません。なだらかな丘陵地帯であちこちに池がありアヒルが泳いでいます。

広々とした眺望を楽しみながらひとつの不安がよぎりました。ここにはいくつか村があったはず、その村がどうなったのか圧倒的な資本に押し流されてしまったのだろうか。噂では村はなかったようだ。しかし多くの雇用が生まれたのも確かだ。