進路指導
どんなに高い能力を備えていても頂の見えない山を登ることはできません。
大学はあくまで人生という長い登山に臨むためのベースキャンプ。
大切なのは、そこにたどり着くだけで尽きてしまう力ではなく、さらに高く、さらに先へ進むことのできる知力と体力を育むこと。
生徒一人ひとりのめざすべき“山頂”をはっきりと映し出し、そこへ行くには何が必要なのかを示す。それが聖学院の進路指導です。
進路指導チャート
中学1・2年 | 第1回学力推移調査テスト/第2回学力推移調査テスト 進路結果報告会/サマーセミナー |
中学3年 | 第1回学力推移調査テスト/第2回学力推移調査テスト/進路結果報告会 勉強合宿/大学見学ツアー/サマーセミナー |
高校I年 | 新入生進路ガイダンス/分野別ガイダンス/第1回スタディーサポート 入試科目自己調査/進路結果報告会/進路面談 分野・職業別希望調査/文理選択/模試(年間2回) TOEIC/自己分析シート 夏休み課題/進路ガイダンス 第2回スタディーサポート/大学オープンキャンパス参加奨励 |
高校II年 | 第1回スタディーサポート/第2回スタディーサポート 進路結果報告会/進路面談/模試(年間3 回)/進路ガイダンス サマーセミナー/大学オープンキャンパス参加奨励 大学模擬授業/ウィンターセミナー |
高校III年 |
スタディーサポート/スプリングセミナー/模試(年間4 回) ウインターセミナー/進路結果報告会 進路ガイダンス(推薦・センター入試)/進路面談(夏期休暇) 進路ガイダンス/進路ガイダンス( 27 大学の個別ブース) 進路面談(12 月)/センター試験対策講座(7月・12月) サマーセミナー/入試直前講習/アラカルト受験補習 大学入試センター試験 |

聖学院が目指しているのは、生徒一人一人が「内なる賜物(タラント)」を発見し、将来を見据えた人生設計を行うことです。したがって、大学合格が目標ではなくその後の進路を考えた上での大学進学となります。近年の大学現役進学率は常に約80%になっています。それは自分の将来を考えた進路選択をしている結果だと考えています。
それぞれの生徒が本当に行きたい大学に進学できる学力を6年かけて育成しています。具体的には、全教員が年間5回の研究授業などを実施し、授業力を向上させる努力を重ねています。また、模擬試験結果から、生徒の理解度や授業内容などを分析し、その後の授業に反映させています。生徒自身も各定期考査や模擬試験が終わるごとに『振り返りノート』にまとめながら振り返りを実施します。この振り返りは単に良かった悪かったというのではなく、次の定期考査や模擬試験に向けてアクションプランを考え・実行するというPDCAサイクルで、よりよい学習に繋がるように指導します。さらに、高II3学期から高IIIにかけては6回の現状分析会や出願指導検討会を指導する教員で行います。個々の生徒の伸張を複数の教員の眼で丁寧に見ていくことで、生徒をより高い目標へ、そして生徒にとって的確な受験になるように導きます。
2013年入試(2012年度の卒業生)では、医学部に現役2名合格、東北大を含む難関大学に21名合格、GMARCH70人合格と飛躍的に伸びました。これらは6年間の指導が実を結び始めた結果だと考えています。