教育内容

理数教育プログラム

中学3年間で150種もの実験・実習授業を展開

私たちの生活は科学的進歩によって支えられています。
高度化する科学技術において世界に貢献できる人材を送り出していくことを目標に、聖学院では理数教育を強化・充実していきます。
数学と理科のカリキュラムを再編成し、工夫ある授業を実践して理数離れを防ぎ、科学を追究する積極的姿勢を育てます。

数学

精選したテキストを用いてハイレベルな数学力を育成

中高一貫教育用に作られたテキスト「体系数学」(数研出版)を用い、6年間を有効に使った教育を展開しています。2年ごとに「入門期」「発展期」「完成期」の3段階に分け、基礎をしっかり固めること、家庭学習を習慣づけることからスタートし、やがて高難度の大学入試問題に取り組む力を引き出していきます。また理系進学希望者に向けて、副教材のほかに教員がオリジナルプリントを作成し、ハイレベルな数学力を育成していきます。

補習を充実し、きめ細かな指導

数学が苦手な生徒から理系難関大学をめざす生徒まで、目的に応じた補習・受験補習を用意しています。全学年を対象とした「夏休み補習」、中学3年次の「勉強合宿」などがあり、また新たに「土曜補習」も組み入れています。

東大生フェロー

中学1年次~中学3年次春まで、東大生を中心とした学生が
「自学自習の習慣付け」「数学力の向上」を目標に指導にあたっています。

理科

「知的好奇心の充足」から「自発的学び」へ

聖学院ではもともと旧校舎時代に理科館があり、1950 ~ 60年代は都内私立校の理科教育の拠点校でもありました。
「実験を数多く取り入れてきた学校」としての歴史の流れを大切にし、新校舎にも6つの理科室が完備されています。
充実した施設を利用して、中学の「基礎充実期」では「知的好奇心」の芽を育てることを重視しています。実験・観察授業を通して「なぜ?」という気持ちを生徒に起こさせ、そこから仮説を導き、科学的思考を育てるカリキュラムを組んでいます。
6年間での最終的な目標は、科学的リテラシーの習得と自ら学び続ける「自発的な学び」の姿勢の習得を植え付けることだと考えています。

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