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教育内容

各教科の特色

国語活発な言語活動の中で創造的な思考力と客観的な読解力を伸ばす

テキストの読解や意見交換、スピーチ、討論、論述などさまざまな実践を通し、活発な言語活動空間を重視しています。特に自分の発言をクラス内で共有し、受け入れられ、発展したものになっていく過程の中で「創造的思考への参与」という本質に迫っていきます。他者の言葉をしっかりと受け止め、自らの言葉を的確に伝えられる人は、創造的な活動を実践できる人になるでしょう。それは本校が大切にしている“他者と共に生きる精神” とそれを実践する術を持つことにつながります。そして豊かな人格を形成するためにも、豊かな言語力の獲得を図ります。

英語自分の可能性を広げるツールとして実践的な英語学習を展開

聖学院では英語を現代社会の重要なコミュニケーションツールと定義しています。中1~高Ⅲまでの学習ステージを「英語と日本語の違いに気づく(文法理解)」「英語でさまざまな情報をインプットする(多読読解)」「英語を使って自分の思いを発信する(英語表現)」の3つに分けて、段階的に英語を習得します。特に初期段階における英語学習は、その後の基盤となるため、学校と家庭が一体となって生徒の英語理解を支援します。大学受験のためだけの英語学習ではなく、世界へつながる扉となるように、生徒の未来に生きる力としての英語力を高めていきます。

数学解答にいたるまでのプロセスを論理的に考える力を養う

中学1・2年次では基礎の徹底化を図り、問題集やプリントなどを用いて演習の時間を多く設け、積み木を組んでいくように授業を進みます。中3・高Ⅰ年次の発展期では、基礎を構築した“基本” と、問題を解決するための思考力や判断力=「自分で考える力」を養成。完成期にあたる高校Ⅱ・Ⅲ年次は積み重ねた思考力と判断力に表現力を加え、さらなる練磨を重ねます。また、補習の充実化をめざし思考力ラボも用意。個人ならびにグループで問題を解き、それを振り返りながら次の目標を設定する。その過程を繰り返すことで自学自習の習慣をつけて、学びのサイクルを確立させます。

社会広く世界を見据える視野を持ち、共生社会を作り上げる人材の育成

中学校では地理などの基礎的な知識を習得した上で、世界の諸地域で起きている出来事を歴史的・経済的背景などのさまざまな観点から学び、多角的な思考力を育みます。こうした経験を積み重ねていくことによって、日本から遠く離れた場所で起きている出来事に対するグローバルな視点を養い、自分自身の知識や見識を客観的に積み上げていきます。高校では中学での学びを深化させて、さらには体験学習なども通して生徒自身の人間力も高めます。6年一貫教育のメリットを生かして、じっくりと時間をかけて世界的視野の醸成を行い、共生社会への貢献をめざします。

理科「感じる・考える・創る」体験を通して知的好奇心と探究心を掘り下げる

学習の初期段階で重視しているのは「知的好奇心」の目を育てること。授業内で「なぜ?」の気持ちを起こさせる仕掛けを投げかけて、生徒自らが仮説を立て、仲間と意見を交わしながら実験・観察する工程をカリキュラムに組んでいます。実験後は考察や討論の場を設けて、単に知的好奇心を満たすものではなく、科学的な目線で解釈することを習慣づけます。2014年度からは全学年で教育課程を改訂。本校独自の「理科探究」科目を設置しました。中高6年間での学習最終目標は、科学的リテラシーの習得と自ら学び続ける「自発的な学び」の姿勢を身につけることです。

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