キリスト教精神にもとづくグローバリズムを教育の軸に据える聖学院では、世界各国からの帰国生を積極的に受け入れています。小・中学校時代から異文化に触れ、高い語学力とコミュニケーション能力を備えながらも帰国後の学校生活に不安を抱く生徒たちにとって、個性を尊重する聖学院の自由な学園環境は大きな魅力のはず。ここでは、のびのびとスクールライフを謳歌する帰国生たちのコメントをピックアップしてご紹介します。
アメリカでは向こうの子たちと同じ学校で学んでいました。小学2年生までは日本語を習っていましたが、やめてしまったので日本語はあまり自信がありません。まず漢字をしっかり勉強していきます。サッカーが大好きで、アメリカでもクラブに入っていました。ものづくりが好きなので、将来は建築家になるのが夢です。
生まれたのはオーストリアのウィーンで、その後アメリカに行きました。日本に4年くらい前に帰ってきたので英語もちょっと忘れかけています。聖学院で久しぶりに本格的な英語が勉強できて嬉しいです。今は英検2級の取得をめざしてがんばっています。部活は物理部。マインドストームというレゴでつくるロボットにはまっています。
母がアメリカ人なので、家での会話は英語が中心。聖学院はハーフの人も多いので、あまり意識せずに過ごせます。好きな教科は理科。とくに生物が好きで、将来の夢は生物学者です。アメリカでは授業についていけないと、どんどんおいていかれてしまいます。あの頃のように、これからも率先して勉強に取り組もうと思います。
聖学院は、英語の授業がとても進んでいるからと母に勧められて入学しました。帰国生がたくさんいる環境がいいと思いました。毎日楽しく過ごしていますが、やっぱり楽しみなのは英語の授業です。部活は剣道部。剣道は父が得意で、アメリカでも道場に通っていました。絵も好きなので、将来は漫画家になりたいと思っています。
アメリカではインターナショナルスクールに通い、授業でもずっと英語を使ってきました。聖学院の英語は、インターナショナルスクールのレベルとあまり変わらないような気がします。日本語にも少しずつ慣れてきました。部活はラグビー部です。人と人とが激しくぶつかり合う、他のスポーツにはないおもしろさがあります。
ベルギーでは、インターナショナルスクールでいろいろな国の人たちと英語を学びました。聖学院も英語教育がしっかりしているので安心感があります。英語は必ず将来の仕事に役立つと思います。他に好きな教科は理科です。ベルギーはいちばん好きな国なのでいつか戻り、将来はEUに入って科学技術の発展に尽くしたいと思います。